キオクノキロク

趣味に全力

病気ではない

病気か、そうではないかというと病気ではない、そんな話。




常に消えたいと願い、
生きることが辛いと感じ、
何気なく呟く独り言は「死にたい」


こういう思考を希死念慮という。



世の中の人はみんな、希死念慮がありながらも生きてると思っていた私。


実際はそうではなく、常に希死念慮と共にしているのは普通ではないと知ったのは高校生のとき。

染み付いた思考パターンを変えるのは至難の業で、現に今もかわってはいない。



でも私は鬱病ではない。



鬱病に限らず、双極性障害統合失調症でもないと思っている。


だからこそ、困る。



今思えば、鬱状態だっただろうな、と思う時期があったりする。
病院に行き、薬をもらったこともある。


それで眠れたとしても、死にたい気持ちは消えない。
趣味を楽しめるようになっても、死にたい。


精神科の先生はしばらく通院するよう言ったけど、結局2回しか行かなかった。
薬も少し飲んでやめた。

死にたい思考は治したいという行動を邪魔するから。
もういいや、ってなっちゃう。


病院にいっても行かなくても変わらない思考に自分は病気ではないと気付く。
症状も合致しない。



じゃあ何を頼ればいいんだろう。


きっと探せば見つかるのかも知れない。
対処法や同じような人が。
これだけネットも発達したことだし。


それでも何もしないのは「死にたい」から。



じゃあなぜ生きているのか。


それが分からない。
分からなくて、モヤモヤして、思考の狭間でストレスがたまる。
なんで、生きてるんだろう。


感覚的には
そんなにお腹が空いてるわけでもないけど、お昼時だしご飯食べよう。

みたいな漠然とした行動なのかもしれない。



なんでこんなに死にたいのに、来月のホテルの予約を取るんだろう。


最近は自分の思考と行動のギャップに自分で疲れているのかな。

27歳。
よく生きた方だよ、って言ってくれる人は居ないだろうな。


自分で自分の首を絞めているだけ。
病気のせいにすらできない。



だれか、殺してくれないか。